何年前、何十年前だったか、「響け電気釜」という歌がありました。確か、フォークソング全盛の頃です。
ある有名メイカーの電気炊飯ジャーが、どうゆうわけか2年くらいで壊れてしまいました。ご案内の通り、最近の電気炊飯ジャーは、米を炊く時の「はじめチョロチョロなかパッパ、赤子が泣いても蓋とるな」という昔ながらの炊飯方法をマイコンによって制御して米を炊くように設計されています。
その壊れた電気炊飯ジャーもそういう設計だったのですが、ひとつ疑問に思ったのが、タイマー炊飯をするために必要な時計の電源です。
その時計の電源は、いわゆるボタン電池(リチウム電池)で動いているわけですが、そのリチウム電池を取り替える説明が取り扱い説明書に書いていないんですね。そこで、メーカーに電話して、そのリチウム電池が切れたら、どうするんでしょうかと問い合わせたら、電話に出た担当者は、「その電池が切れるまでに炊飯器が駄目になる」と一言。
電池よりも、本体が駄目になることを平気で言うメーカー。それって、ヘンでしょう?と思いましたが、その担当者の言うように、電池が切れる前に本体が駄目になりました。
ということで、今回は、「リチウム電池が切れる前に本体が壊れる」というのは嫌なので、別のメーカーの炊飯ジャーを買ってみました。
今回買ったメーカーでは、オプションとして、買わなければならない部品の説明があり、時計を維持するためのボタン電池に関しても説明がしてあります。
ちなみに、「時計を維持する電池よりも、本体が先に駄目になるから、そんなこと気にする方がおかしい」と、つっぱねたメーカーは、かの「タイガー」です。
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